
こんにちは、ジェイアール東日本企画「キクコト」編集部です。
駅ナカのデジタル広告として、存在感を高めているNewDaysビジョン。
JR駅構内のコンビニ「NewDays」に設置されたこのDOOHメディアは、「見られやすい」「生活動線に入り込む」といった理由から、広告施策の選択肢として検討する企業が増えています。
一方で、
「ほかの駅ナカDOOHと何が違うのか」
「結局、どんな施策に向いているのか」
「“新メニュー”が登場したようだが、何が変わったのか」
といった疑問を持ったまま、情報収集が止まっているマーケティング担当者の方もいるでしょう。
NewDaysビジョンは、単なる駅ナカ広告ではありません。
新メニューの実装によって、配信設計や役割の持たせ方が進化し、マーケティング施策の中で“使いどころを考えられるDOOH”へと変わりつつあります。
本コラムでは、
NewDaysビジョンとはどのようなメディアなのか
どんな特性があり、なぜ広告効果が期待されているのか
新メニュー実装によって何が変わったのか
どんな企業・施策に向いているのか
といった点を、マーケ施策を具体的に検討している企業担当者向けに、実務視点で整理していきます。
「NewDaysビジョンが気になっているが、まだ使いどころが見えていない」
そんな方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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1.NewDaysビジョンとは?駅ナカDOOHメディアの基本を押さえる
1-1.NewDaysビジョンの概要と設置環境
NewDaysビジョンとは、JR東日本グループが展開する駅ナカコンビニ「NewDays」店舗に設置された、デジタルサイネージ型のDOOHメディアです。

エキナカ好立地のNewDays、KIOSK店舗に設置された24~90インチの横型のデジタルサイネージで、2026年現在、設置スクリーン数は300面以上。都心の数多くの駅をカバーしています。
いわゆる屋外広告の一種ですが、ビル壁面や駅構内通路に設置される大型ビジョンとは異なり、コンビニ店舗という、人が購買行動を伴って滞留する場所に設置されている点が大きな特徴です。
NewDaysビジョンは、
「駅ナカにあるコンビニ空間を広告接触の場として活用するDOOH」
と定義できます。
1-2.駅ナカ×コンビニというメディア設計の特徴
駅構内には、数多くの広告メディアが存在します。
改札前の大型ビジョン、通路壁面や柱のデジタルサイネージ、ポスター広告などはその代表例です。
その中でNewDaysビジョンは、「移動の途中」だけではなく「行動の合間」に接触する広告と位置づけられます。
駅ナカの通路広告が「歩きながら目に入る広告」だとすれば、NewDaysビジョンはそれに加え、「何かを買おうとする行動の前後に視界に入る広告」でもあります。
この違いは、後述する広告効果を考えるうえで非常に重要な前提になります。
1-3.NewDaysビジョンは貴重な「駅ナカ音声付きDOOH」
NewDaysビジョンの大きな特徴は、駅でも音声活用ができるメディアであることです。
300を超えるスクリーンのうち、ほとんどで音声活用が可能です。 ※音声は、駅構内の特別な事情により一時的に音量を停止、または下げる場合があります。
また、スクリーンは横向きですので、テレビCMやWeb広告で使用している映像素材をそのまま流用することができます。
このためNewDaysビジョンは、接触場所の観点で他広告メディアのカバーができ、広告素材の準備の点でも利用がしやすく、オンライン広告とオフライン広告双方の補完メディアとして非常に有用です。
2.NewDaysビジョンのメディア特性と広告効果
2-1.なぜNewDaysビジョンは「見られやすい」のか
NewDaysビジョンの「見られやすさ」を支えているのは、圧倒的な立地の良さです。NewDaysは駅構内の改札付近の人通りの多い場所にあることがほとんどで、まずNewDays自体の視認性が高いです。
またNewDaysビジョンのメディア特性を考える際、重要なのは「設置場所」だけではなく、「接触シーン」です。
NewDaysの来店者は、当然ですが、来店の途中に広告を見ます。また、駅は人と人が待ち合わせをする場所であり、NewDaysはその目標地点になりやすいです。
結果としてNewDaysビジョンは、「一瞬視界に入る広告」ではなく、数秒以上、画面を認識される広告になりやすいのです。
これは、駅構内の通路型DOOHと比べた際の大きな違いであり、広告メッセージを理解してもらえる可能性を高める要因でもあります。
2-2.購買・行動に近いタイミングで届く意味
マーケティング施策において、広告の効果を左右するのは「何を伝えるか」だけではありません。
「いつ・どこで伝えるか」も同様に重要です。
NewDaysビジョンが評価される理由の一つは、生活者がすでに行動モードに入っているタイミングで接触が起きる点にあります。
たとえば、
・新商品の認知
・サービスの利用促進
・アプリやキャンペーンの告知
といった施策では、「あとで思い出してもらう」よりも「その場で次の行動につながる」方が成果に結びつきやすいケースが多くあります。
NewDaysビジョンは、その最後の一押しを担えるメディアだと言えるでしょう。
2-3.さらにパワーアップさせるためのオプションプラン
NewDaysビジョンは都心の各駅300スクリーン以上のメディアを効率よく利用するメディア展開が魅力ですが、戦略的に重要な一点に集中して実施できるプランがあります。
貸切ビジョンと組み合わせた、店舗ラッピング広告です。

新宿駅・東京駅・品川駅・上野駅など、貸切ビジョンを設置しているNewDays店舗限定で実施可能なプランです。店舗壁面をジャック展開することで、抜群の注目度となります。
3.新メニュー実装でどう変わった?NewDaysビジョンの進化
3-1.NewDaysビジョンに実装された新メニューとは
2025年12月から、NewDaysビジョンに新たなメニューが実装されました。
その名も「ターゲティングDOOH powered by KDDI」と言います。
「ターゲティングDOOH」とは、当社ジェイアール東日本企画のOOHプラットフォームMASTRUMの機能を活かしたDOOHで、簡単に言いますと、DOOHをWeb広告のように運用できる仕組みです。
「ターゲティングDOOH powered by KDDI」の特長
◆インプレッション単位での購入
◆性・年代、趣味趣向、ライフスタイルによるセグメント
◆リーチ、フリークエンシー、曜日別・時間帯別のインプレッションなどのレポート
これまでのDOOHではできなかったターゲティングや出稿量のコントロールが可能になり、メディアとしての使い勝手が大きく向上しました。
Web広告と同じインプレッションを指標とした配信なので、Web広告の成果と比較しながら運用ができることも大きなメリットです。

多数の対応スクリーンやセグメント、料金などの詳細については以下の資料に記載しています。

3-2.新メニューが可能にする表現・配信・活用の幅
この「ターゲティングDOOH powered by KDDI」が提供するメニューにより、NewDaysビジョンは既存のメリットに加えてさらにメディア価値を増したと言えます。
従来のOOH・DOOHは、
「決まった日に・決まった素材を・一律に配信する」
というケースがほとんどで、活用方法も「認知目的」が中心でした。
一方、ターゲティングDOOHを使ったNewDaysビジョンでは、配信設計やターゲットの考え方を柔軟に設定できる新メニューが加わったことで、
「どんな生活者に、どんな文脈で見せるか」
を意識した設計がしやすくなっています。
これは、Web広告やSNS広告では当たり前の考え方ですが、DOOHでは「できそうで、実は難しかった」領域でもあります。
これまでのOOHでは、狙ったターゲットに対して狙った効果を上げるためには、場所とメディアを明確に指定する必要がありました。
例えばBtoB商材であれば、「品川」や「大手町」に指定して広告を出す必要があり、土日はほとんど効果を出すことができませんでしたが、「ターゲティングDOOH」の場合は、「ビジネスマン」のセグメントで広告を実施することで、自動的にビジネスマンが多く含まれる時間帯・場所で配信が行われます。
DOOHは、時間帯や曜日によって素材を出し分けて、ターゲット・訴求内容を変えられることに特徴があるメディアですが、逆に言えばそのように発注側が曜日や場所を指定する必要があります。しかし「ターゲティングDOOH powered by KDDI」では、「広告素材を投げ込めば、場所と時間に縛られず、ターゲットに接触できるスクリーンに露出できる」という、まさにWeb広告に近い運用が可能になりました。
4.NewDaysビジョンの使い方
4-1.NewDaysビジョンと相性の良い業種・商材・プロモーション目的
新メニュー実装によって変わったのは、単なる機能面だけではありません。
「NewDaysビジョンで何ができるのか」という発想そのものが広がっています。
時間と曜日と場所を指定して実施することも、ターゲットがいるところに自動的に露出することもできます。
そのため、NewDaysビジョンは基本的にほとんどの商材と相性が良いメディアとなっています。
購買に即直結するという意味では、NewDaysに配架されている商品の広告を配信することが最も効率が良いのは、以前も今も変わりませんが、ターゲットに駅ナカ好立地で接触できることを考えると、ほとんどの商材に有用になりました。
一般消費財
流通・小売
BtoB
エンターテイメント
通信
各種サービス
企業広告
……
など、ほとんどの業種や広告目的で、「駅ナカ好立地の、人が行き交い・滞留する場所で広告を露出すること」のメリットを享受できるでしょう。「比較的短いメッセージで価値を伝えられる商材」、「ターゲットの日常生活との接点があるサービス」であればさらに効果的です。
ただし、高級ブランド品などは、コンビニのイメージとそぐわないため、相性が良くないかもしれません。
4-2.他施策と組み合わせた活用方法
NewDaysビジョンを実施する目的は、特定の駅を利用している人をターゲットとした広告接触であることが多いでしょう。
その場合、Web広告サービス「JRE Ads」の併用がおすすめです。
JRE Adsとは、JR東日本グループが保有する、移動や購買などのユーザーデータを運用型Web広告に活用するサービスです。
JR東日本グループが管理・運営するポイントサービス「JRE POINT」に登録されたユーザーのデータを基点に、そのユーザーの鉄道や改札でのSuica利用データや、ECサイト「JRE MALL」での買い物履歴からターゲティングが可能です。

・JRE Adsのメリット
JRE Adsの主要なメリットはSuicaの移動履歴=確定データを用いた精度の高いターゲティングが可能、という点です。
一般的なジオターゲティング広告は、端末や提携アプリのGPS情報を基にした「推定データ」でターゲティングを行いますが、JRE Adsでは、交通系 IC(Suica)の乗降履歴、つまり「確定データ」を基に配信を行うため、駅利用者へのWeb広告としては非常に精度が高い施策となります。
たとえば「水道橋駅を利用するスポーツが好きな人を対象にした広告」をJRE Adsを用いて実施する場合には「水道橋駅Suica利用履歴」でセグメントしてオンライン広告が実施できます。これに加えて水道橋駅での交通広告を実施することで、クロスメディアによるタッチポイント増で広告認知率が高まります。
JRE Adsを活用した広告事例やプランなど詳細については、以下のリンクからダウンロード資料でぜひご確認ください。
まとめ
NewDaysビジョンは、
JRの駅ナカという日常的な移動空間にありながら、「立ち止まる」「行動の合間に触れる」コンビニ空間を活用したDOOHメディアです。
通路型の駅広告とは異なり、生活者がすでに行動モードに入っているタイミングで接触が起きるため、単なる認知にとどまらず、次の行動を後押しする役割を担いやすい点が特徴です。
さらに、新メニュー「ターゲティングDOOH powered by MASTRUM」の実装によって、時間と場所を固定せず、ターゲットに対して必要な分量だけ広告を当てることができるようになりました。
Web広告やSNSだけでは接触しきれない生活者に対し、リアルな行動空間でリマインドできるNewDaysビジョンは、施策の組み合わせ次第で、非常に強力な一手になります。
もし、
NewDaysビジョンが自社施策に合うのか知りたい
他のDOOHやデジタル施策との組み合わせを検討したい
新メニューを踏まえた具体的な活用方法を知りたい
と思われた方は、ぜひ当社ジェイアール東日本企画までお問い合わせください。
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