【新宿駅おすすめ広告メディア10選】広告会社社員が解説!

キクコト 編集部

こんにちは、ジェイアール東日本企画「効果が見えるOOH」編集部です。

交通広告を実施するとき、どんな商品・サービスを訴求するのか、また届けたいターゲットが誰かによって、どのエリア・路線・駅で広告を出稿するべきかが変わってきます。そのため、やみくもに広告を出稿するのではなく、エリア・路線・駅をしっかり検討して決めることが重要です。

もし世代や性別を問わず、できるだけ多くの方に広告を見てもらい、商品やサービスの認知を拡大したいと考えている場合、まず候補に挙がるのが「新宿駅」です。

新宿駅は、JR東日本・東京メトロ・小田急電鉄・京王電鉄・都営地下鉄の5電鉄が乗り入れており、付近には西武鉄道も通っています。
JRおよび各私鉄の乗降客数を合わせると、一日の平均乗降客数は約350万人で、その数は世界最多としてギネス記録にもなっています。
また新宿駅の利用者は、通勤や通学、観光などさまざまな目的の方が集まっています。

本コラムでは、世界一といわれる「新宿駅」で利用可能な広告メディアを、JR東日本・東京メトロ・小田急電鉄の3電鉄から10個ピックアップしてご紹介いたします。

※2023年9月時点の情報のため、商品仕様や金額等が変更になる場合がございます。






JR新宿駅の広告メディア

まずは「JR新宿駅」です。
メディアをご紹介する前に、JR新宿駅の情報を少し見ておきましょう。

当社ジェイアール東日本企画がまとめたJEKI MEDIA DATAによると、JR新宿駅の1日の平均乗車人員*1は522,178人、(平均乗降人員*2に換算すると約2倍なので100万人超え)、利用目的の過半数が通勤・通学です。

*1:駅で列車に乗車した人数 *2:乗車した人数と降車した人数の合計


利用者の構成比でみると、男性が約6割、女性が約4割で、男性に関しては勤め人の割合が圧倒的に多くなっています。また年代別で見ると、各年代で割合に差はあるものの、10代から60代まで幅広い層の方が利用していることが読み取れます。


出典:JEKI MEDIA DATA
https://www.jeki.co.jp/transit_ad/pdf/jml_data_006.pdf



ここからは、広告メディアをご紹介します。
JR新宿駅には多数の広告メディアがありますが、今回はその中でも人流が多いエリアからおすすめメディアを6つピックアップしました。

■新宿ウォール456
■新宿ウォール456プレミアム+
■J・ADビジョン 新宿駅東西自由通路
■J・ADビジョン 新宿駅西改札
■J・ADビジョン 新宿駅東口
■NewDaysビジョン新宿(単駅)




①新宿ウォール456



JR新宿駅は2020年7月、東口と西口をつなぐ新たなエリアとして東西自由通路を開通させました。自由通路の開通により、新宿駅の東口と西口往来の利便性がかなり向上しました。
そんな東西自由通路に新たに設置されたのが「新宿ウォール456」です。

広々とした通路に沿う形で設置された横に長いデジタルサイネージ広告はかなりの迫力で、このサイネージ広告を初めて目にしたとき、その大きさと存在感に驚いた方も多いのではないでしょうか。

国内最大規模45.6mのLEDデジタルサイネージは、1社ジャックの放映形式です。駅利用者や通行客に対し、大画面でインパクトのある訴求が可能で、高い視認性も期待できます。

料金:10,000,000円(税別)
掲出期間:7日(1週間)
掲出開始日:月曜日
画面サイズ・面数:H1.7m×W45.6m・1面
放映時間・秒数:5:00~24:00・1社ジャック
音声:音声なし
入稿素材:静止画(JPG)または動画(WMV)


※「新宿ウォール456」単体での販売は放映開始の5週間前からとなります。後述の「新宿ウォール456プレミアム+」が優先して販売されるため、その申込状況によっては、開放日より前に枠が完売となる場合がございますのでご注意ください。
※制作費は広告料金に含まれておりません。(別途費用)



②新宿ウォール456プレミアム+


新宿ウォール456
J・ADビジョン新宿駅東西自由通路
J・ADビジョン新宿駅西改札


先ほどご紹介した新宿ウォール456に加えて、J・ADビジョン 新宿駅東西自由通路(後述)、J・ADビジョン 新宿駅西改札(後述)とのセット購入により、同時放映・音声出力が可能です。
東西自由通路一帯をジャックすることができるので、例えば、ブランドの世界観を多面的に体感させるようなダイナミックな広告展開に効果を発揮します。

最近では、アニメ『ポケットモンスター』の広告が放映されて非常に話題になりました。
アニメの最終回を盛り上げるべく企画されたもので、これまでの軌跡を振り返る約1分半の名場面映像が音声付きで放映され、この広告を一目見ようと大勢のファンが新宿駅に集結しました。


上記のように、このメディアで放映される広告が話題になることも多く、かなり人気のメディアです。
申込開始と同時に枠が埋まってしまうこともあるので、実施をご希望の場合は早めにお問い合わせ・お申し込みください。

料金:15,000,000円(税別)
掲出期間:7日(1週間)
掲出開始日:月曜日
画面サイズ・面数:【新宿ウォール456】H1.7m×W45.6m・1面
         【J・ADビジョン新宿駅東西自由通路】70インチ・25面
         【J・ADビジョン新宿駅西改札】70インチ・14面
放映時間・秒数:5:00~24:00・1社ジャック
音声:音声あり 

※5:00~7:00と22:00~24:00の時間帯は、騒音の程度に合わせて出力する音量レベルを下げます。あらかじめご了承ください。

入稿素材:静止画(JPG)または動画(WMV)


※制作費は広告料金に含まれておりません。(別途費用)



③J・ADビジョン 新宿駅東西自由通路



東西自由通路に設置された縦型のデジタルサイネージ広告です。
通路側と改札側の両方に面しており、合計25面あります。改札を通過する駅利用者、通行客どちらにも訴求可能です。

料金:3,500,000円(税別)
掲出期間:7日(1週間)
掲出開始日:月曜日
画面サイズ・面数:70インチ・7柱25面
放映時間・秒数:5:00~24:00・1社ジャック
音声:音声なし
入稿素材:静止画(JPG)または動画(WMV)


※「J・ADビジョン東西自由通路」単体での販売は放映開始日の5週間前からとなります。
販売状況によっては、「新宿ウォール456プレミアム+」申込により、開放日より前に枠が完売となる可能性もございますのでご注意ください。
※制作費は広告料金に含まれておりません。(別途費用)



④J・ADビジョン 新宿駅西改札



東西自由通路の西改札前に設置されたデジタルサイネージ広告です。通路側と改札側の両方に面しており、合計14面あります。
小田急線や京王線の利用客、西口のビジネス街を訪れるビジネスマンなどに向けて訴求できます。

料金:2,000,000円(税別)
掲出期間:7日(1週間)
掲出開始日:月曜日
画面サイズ・面数:70インチ・4柱14面
放映時間・秒数:5:00~24:00・1社ジャック
音声:音声なし
入稿素材:静止画(JPG)または動画(WMV)


※「J・ADビジョン新宿西改札」 単体での販売は放映開始日の5週間前からとなります。販売状況によっては、「新宿ウォール456プレミアム+」申込により、開放日より前に枠が完売となる可能性もございますのでご注意ください。
※制作費は広告料金に含まれておりません。(別途費用)



⑤J・ADビジョン 新宿駅東口



新宿駅東口の改札外に設置されたデジタルサイネージ広告です。
主に新宿サブナード(地下街)や新宿アルタ・新宿三丁目方面に向かう方が利用するエリアです。1日を通して往来の絶えないエリアなので、8面のデジタルサイネージを活用して効果的に訴求できます。

料金:370,000円(税別)/4週間、460,000円(税別)/5週間
掲出期間:4週間、5週間(月売り)
掲出開始日:毎月第1月曜日
画面サイズ・面数:70インチ・2柱8面
放映時間・秒数:5:00~24:00・1枠15秒(1ロール6分)
音声:音声なし
入稿素材:静止画(JPG)または動画(WMV)
*2023年度放映スケジュール:4週間→ 4,6,8,9,11,12,2,3月 5週間→ 5,7,10,1月


※制作費は広告料金に含まれておりません。(別途費用)



⑥NewDaysビジョン新宿(単駅)



東西自由通路を抜けた先にあるNewDaysのデジタルサイネージ広告です。
通路の角付近に位置するので、複数の方向から視認できるサイネージを1社でジャックすることができます。また、音声も流せるので、「音」で通行客の注意を引きつけることが可能です。

料金:750,000円(税別)/1週間、1,260,000円(税別)/2週間、1,600,000円(税別)/4週間
掲出期間:1週間、2週間、4週間
掲出開始日:月曜日
画面サイズ・面数:80インチ・1面 70インチ・1面 計2面
放映時間・秒数:6:00~24:00・1社ジャック
音声:音声あり
入稿素材:静止画(JPG)または動画(WMV)

※制作費は広告料金に含まれておりません。(別途費用)



東京メトロ新宿駅のおすすめメディア

前項ではJR新宿駅の広告メディアをご紹介しましたが、続いては東京メトロ新宿駅の広告メディアです。
その前に、東京メトロ新宿駅の情報も確認しておきましょう。

東京メトロのメディアデータによると、1日の平均利用者数は160,781人で、性別で見ると男性が55.8%、女性が44.2%となっています。
利用者の年代は、JR新宿駅と同様に幅広いです。その中でも、全体の2割以上が20代以下の女性で、若い女性の利用が多いことが読み取れます。

出典:東京メトロ メディアデータ
https://www.metro-ad.co.jp/common/pdf/media/data/station_shinjyuku.pdf


東京メトロ新宿駅のメディアとしてご紹介するのは次の3つです。
こちらも特に人流が多いエリアのメディアです。

■新宿メトロスーパープレミアムセット
■新宿メトロツインプレミアムセット
■Metro Concourse Vision(MCV)単駅ジャック 新宿駅プロムナード




⑦新宿メトロスーパープレミアムセット



全長約80mにわたる、東京メトロ最大の駅ばりポスター広告です。
4面セットで申し込むと、最大でB0サイズのポスターを80枚分掲出でき、インパクトの強い展開が可能です。

料金:1,400,000円(税別)
掲出期間:7日(1週間)
掲出開始日:月曜日
枚数:B0 20枚(10連×2段)・1面
セット数:4枠


※4面セットで申し込む場合は5,000,000円(税別)で実施可能です。
※制作費は広告料金に含まれておりません。(別途費用)



⑧新宿メトロツインプレミアムセット



新宿メトロプロムナードの仮囲い上に設置された、B0 4連2段×2面セットの駅ばりポスター広告です。1セットごとに申し込みできますが、3セットすべて申し込むと最大でB0サイズのポスター48枚分を掲出でき、インパクトのある展開が可能です。

料金:1,000,000円(税別)
掲出期間:7日(1週間)
掲出開始日:月曜日
枚数:B0 16枚(4連×2段 2面)
セット数:3枠


※制作費は広告料金に含まれておりません。(別途費用)



⑨Metro Concourse Vision(MCV)単駅ジャック 新宿駅プロムナード



新宿駅プロムナードに新設された縦型のデジタルサイネージ広告です。通路に柱が10本並んでおり、1社ジャック放映なので、高い視認性が期待できます。
また、新宿スーパープレミアムやその他周辺メディアとの同時申し込みで、通路全体をジャックすることも可能です。

料金:1,500,000円(税別)
掲出期間:7日(1週間)
掲出開始日:月曜日
画面サイズ・面数:65インチ 10柱20面
放映時間・秒数:5:00~24:00・1社ジャック
音声:音声なし
入稿素材:静止画(JPG)または動画(WMV)


※制作費は広告料金に含まれておりません。(別途費用)



小田急新宿駅のおすすめメディア

続いては、小田急新宿駅です。

小田急電鉄の「データライブラリー:〈沿線プロフィール〉新宿副都心エリア」で見ると、1日の平均乗降人員は317,845人で、東京メトロ新宿駅の利用者よりも多くなっています。
年齢別のデータは年代ごとの数値ではないため、他の電鉄と比較しづらいですが、男女ともに15~64歳の割合が最も高く、通勤や通学で利用している方が多いと推測できます。

出典:小田急電鉄「データライブラリー:〈沿線プロフィール〉新宿副都心エリア」
https://www.odakyu-ag.co.jp/transit-media/data/profile-sinjuku/


小田急新宿駅の広告メディアは、人流が多い南口改札付近のメディアを一つご紹介します。



⑩新宿駅南口デジタルピラー



南口付近に設置された20面の縦型デジタルサイネージ広告です。
商業施設のルミネや新宿ミロードがあり、JR新宿駅南口改札も近いので通行量が多く、高い視認性が期待できます。

料金:2,300,000円(税別)
掲出期間:7日(1週間)
掲出開始日:月曜日
画面サイズ・面数:70インチ・20面
放映時間・秒数:5:00~25:00・1社ジャック
音声:音声あり
入稿素材:静止画(JPG)または動画(MP4)




新宿駅の広告は効果測定できる?

JR東日本、東京メトロ、小田急電鉄のメディアについて紹介しましたが、交通広告を実施する際、特に気になるのが「効果測定」についてです。

これまで、交通広告はWeb広告などと比べて効果測定がしづらいメディアと言われてきました。しかし近年では、交通広告の効果測定を可能にしようと、業界各社がさまざまな取り組みを行っています。



当社サービス「効果が見えるOOH」で効果測定可能


当社は、OOHの効果を可視化できる独自の計測ソリューションを開発しました。
その計測ソリューションを活用したサービスが「効果が見えるOOH」です。

「効果が見えるOOH」では、効果測定の指標として「インプレッション数(Viewable imp)」を用いて交通広告の効果を計測します。

インプレッション数(Viewable imp)は、当社が実施する「jeki移動者調査」のデータなどを活用して算出した各メディアの延べ広告可視人数と、リアルタイム人流の数値を掛け合わせて算出します。リアルタイム人流は、提携しているクロスロケーションズ株式会社の持つ人流分析データを用いて推計します。

この指標を用いて次のような数値を計測することができます。

・交通広告を実施していた期間に、どのくらいの人が広告接触したのか
・どのような性、年代のユーザーが広告に接触したのか
・広告出稿期間中、曜日によって広告接触者数に変化はあったのか
・過去に交通広告を実施した時と比べて、広告接触者がどのくらい増減したのか


※レポートイメージ


現時点ではすべてのOOHメディアが効果測定可能なわけではなく、対象メディアは順次拡大中なのですが、

本コラムでご紹介した新宿駅の広告メディアはすべて効果測定可能です!!

※今回ご紹介したメディアは、JR東日本以外の電鉄も含めすべて当社でご提案できます。

広告出稿して終わりではなく、きちんと効果測定まで行い、検証や改善点の洗い出しを行って成果を上げていきましょう。

「効果が見えるOOH」について、より詳細な効果測定の方法や活用ケースなど、詳しく知りたい方はこちらの資料をご覧ください。





まとめ

本コラムでは、世界一の乗降客数を誇る新宿駅の、おすすめ広告メディア10選をご紹介しました。

認知拡大目的で交通広告を実施したいと考えている方、インパクトのある展開やジャック展開をしたいと考えている方は、今回ご紹介した新宿駅メディアの活用をぜひ検討してみてください。
そして交通広告を実施する際には、実施後の効果検証まで行うことをおすすめします。

また最後にご紹介した「効果が見えるOOH」では、Web広告と同じようにインプレッション数で交通広告の効果を測定できるので、これまでWeb広告しか実施したことがなく、交通広告未経験という企業さまにもぜひ利用いただきたいサービスです。

本コラムに掲載していない新宿駅の他メディアのご紹介や、その他駅の交通広告メディアのご提案も可能ですので、交通広告の出稿を検討中の方、当サービスに興味をお持ちの方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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