【首都圏JR】駅広告の費用のメカニズム・相場を交通広告のプロが徹底検証・解説!【認知向上】

キクコト 編集部

こんにちは、ジェイアール東日本企画「効果が見えるOOH」編集部です。
広告・マーケティングに”効く”コラム、今回のテーマは「首都圏JR駅広告の費用のメカニズム・相場を交通広告のプロが徹底検証・解説!」です。


首都圏だけでも、たくさんの駅があります。そして、それぞれの駅にたくさん広告が掲出されていますよね?

その広告って、どういうメカニズムで費用が決まっているのか、気になったことがないでしょうか。

一口に駅広告と言っても、どの駅に掲出するかでその費用と効果は大きく異なります。

この記事では、首都圏鉄道利用者の約70%が利用している鉄道会社であり、私たちがもっとも強みを発揮できる、JR東日本の交通広告についてご紹介します。

Web広告の次の打ち手として交通広告を検討中の方や、自社サービスの認知獲得に効率的なメディアを探している方は、ぜひこの記事を参考に広告出稿をご検討ください。

 

 

 

 

■ 駅広告の費用は、「駅の乗降客数」と「駅がある街のPR効果」で決まる

まず基本的な変数として、駅に掲出するポスターの費用は、乗降客数が多い駅ほど高くなります。接触する人数(リーチ数)が多ければ、認知度も上がるわけですから当然と言えば当然です。(新聞や雑誌やWebメディアなど他のメディアも発行部数が多いものほど広告掲載の費用が高くなるのとメカニズムは同じです)

新宿や渋谷、池袋などJR東日本や私鉄、地下鉄など色々な鉄道が集まるターミナル駅が乗降客数も多く、相対的に広告費用も高めです。

第2の重要な変数として、乗降客数だけでなく、その駅がある街自体の拡散効果が費用決定に大きく影響します。


どういうことかと言うと、渋谷駅は池袋駅より乗降客数は少ないですが、若者が多く利用し、話題が拡散されやすいという特徴があります。また、ニュース番組などでも頻繁に取り上げられるのは、渋谷駅前だったりしますよね。

そのため、多くの企業が掲出を希望する人気駅であることから、渋谷駅は池袋駅より費用が高くなっているのです。 客観的なデータだけでなく、PR効果などの副次的な視点も加味されて広告費用が決まる点が、おもしろいですね。

この「PR・拡散効果」は、なかなか広告主の方々には想定しにくいかもしれません。


当社では、多数の駅広告を手がけてきた実績から、駅の広告効果に関するさまざまなデータを保有していますので、興味がある方は、「効果が見えるOOH」までお問い合わせください。




■ 首都圏エリア内のJR東日本の駅広告料金は、「乗降客数」「PR効果」を軸に、8つのランクに分けられている  

首都圏エリアに属するJR東日本の駅は広告掲出のパフォーマンス度によって、SからA、B、C、D、E、F、Gの8つのランクに分けられています。そしてランクに応じて掲出料金も決められています。たとえば


Sランク(以下の2駅のみ!)

新宿駅

渋谷駅


Aランク

池袋駅

川崎駅

大宮駅

西船橋駅 他


Bランク

北千住駅

武蔵小杉駅

錦糸町駅

三鷹駅 他


Cランク

信濃町駅

武蔵浦和駅

西八王子駅

新浦安駅 他


Dランク

北赤羽駅

西国分寺駅

横須賀駅

越谷レイクタウン駅 他


Eランク

新三郷駅

葛西臨海稿公園駅  他


Fランク

海老名駅

韮崎駅 他


Gランク

伊豆多賀駅 他


下の表をご覧くだされば一目瞭然ですが、SランクとGランクでは掲出費用に10倍以上の開きがありますね。
首都圏エリアと一括りに言っても、ど真ん中の駅といちばん端っこの駅では、費用感にも大きな差が出てきます。
なお、ポスターの掲出期間は1週間単位です。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 駅ランク-1.png

あなたが出したい駅の広告料金はいくら?「効果が見えるOOH」へお気軽にお問い合わせください。




■ 日本一多い「JR新宿駅」の1日の乗降客数は推定100万人で、世界でも3本の指に入る多さ。広告メディアとしても巨大 

JR東日本の駅で日本一乗降客数が多いと言われる「新宿駅」の1日平均の乗車人員はどれくらいだと思いますか?
正解は約52万人。ただしこれは乗車人員だけの数字で、降車人員を入れると乗降客数としては倍の100万人くらいと推測されます。

さらに中央線や総武線、山手線などJR線間で乗り換える人は改札を出入りしませんので、その人たちもカウントすると150万人は超えると推定されます。2位の池袋駅の乗降客数が約80万人だということを考えると、圧倒的に多くの人がJR新宿駅を行き来しているという事実が明らかになります。

首都圏のターミナル駅の乗降客数は、世界でもトップ10にいくつも入ってくる規模です。首都圏のターミナル駅を「広告媒体」と考えた時に、これほどリーチが大きいメディアはありません。


多くの人の目に触れるという意味ではリーチも期待でき、通勤通学の定期券利用者が多いので、同じ人に繰り返し刷り込みができる(フリークエンシー)ことも特徴です。


※ベスト10のみ抜粋


参考までに、他の私鉄などの新宿駅の乗降客数もご紹介しますと、京王電鉄新宿駅※548,622人、小田急電鉄新宿駅※355,563人、西武鉄道西武新宿駅※122,945人、東京メトロ新宿駅※160,781人、都営地下鉄新宿駅※219.197人。鉄道会社を合わせると、半端ではない人数の移動がクロスしている新宿です。確実に世界一、人が行き来する駅が「新宿駅」ということになります。
※2021年の各社データより


ちなみにSランクの新宿駅でB1ポスターを1枚、7日間掲出すると42,000円です。200万人超という利用客総数を考えると、JR新宿駅42,000円は相対的に費用対効果が高いようにも感じますね。


参考料金:京王電鉄新宿駅34,000円、小田急電鉄新宿駅37,000円、西武鉄道西武新宿駅32,000円、東京メトロ新宿駅33,000円、都営地下鉄新宿駅30,000円。

 

なお、駅ポスター以外の駅広告の種類と費用について知りたい方は、
「【必読】交通広告を出す前に、費用対効果のシミュレーションを!」の記事もご覧ください。


JR新宿駅のあの場所の広告料金はいくら?「効果が見えるOOH」にお気軽にお問い合わせください


    

 



■ まとめ:駅広告の費用は駅や掲出スペースにより様々。当社開発の効果可視化ツールで、駅広告施策を最適化しご提案します。

ここまで、駅広告の費用についてご紹介しましたが、広告は出して終わりではありません。広告を掲出した費用に対する効果を確認し、改善点を模索し次回の広告施策に活かすという意味ではむしろスタートと言えるでしょう。


駅広告などの交通広告は、Web広告のような効果測定が難しいとされていましたが、当社では効果を可視化する新しい計測ソリューションを開発し「効果が見えるOOH」としてサービスの提供を開始しました。


「効果が見えるOOH」は当社が保有するさまざまな交通機関利用データに、位置情報データや人流データを掛け合わせて、延べ接触人数をインプレッション(Viewable imp)換算で計測。曜日別や性・年代別にリアルタイムの接触数を算出し、広告効果を数値化します。


この計測ソリューションにより、狙いたい性・年代を踏まえて、imp数、imp単価、CPMなどを算出した最適なメディアプランニングのご提案が可能になりました。
「効果が見えるOOH」について詳しい資料をご覧になりたい方は、こちらからダウンロードしてください。




また多くの人にリーチできても、肝心の広告表現が目的に合致していないと、せっかくの広告費用もムダになります。当社では目的に合わせた表現アイデアも多くの成功事例がありますので、掲出プランと合わせてご提案いたします。興味がある方は、当社表現アイデア事例集をご覧ください!


●交通広告を検討中で、費用感などの情報収集している。

●コロナが明け、人流戻ってきたので交通広告もやってみたい

●競合他社の面白い広告を見かけて交通広告をやりたくなった

●交通広告で、どのくらい認知が取れるのか、効果を知りたい

などの課題をお持ちなら、JR東日本の駅広告を検討してみてはいかがでしょう?


当社では現在、ニューノーマル時代に対応した様々な広告プランをご用意しています。
最新情報を知りたい方に、期間限定の特別プランやお得な新プランなどのメルマガ限定情報を配信しています。ご希望の方はこちらからご登録ください。



その他OOH・交通広告に関するご相談は、ジェイアール東日本企画「効果が見えるOOH」までお気軽にお問い合わせください!


※記載した料金は各社2023年度料金表より抜粋。料金はすべて税別です。

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