ジェイアール東日本企画 オンライン相談室 キクコト

補助金で動画(ブランデッドコンテンツ)を制作する手順をわかりやすく解説!

吉田 明生

吉田 明生


こんにちは、ジェイアール東日本企画オンライン相談室「キクコト」編集部です。

キクコトは、広告課題を無料オンライン相談で解決するサービスです。
(オンライン相談室「キクコト」とはhttps://online-soudan.jeki.co.jp/service/point/


今回のテーマ、「補助金で動画(ブランデッドコンテンツ)を制作する手順」について
わかりやすく解説します。


コロナ禍により、企業活動も縮小を余儀なくされていますが、経済産業省の支援施策として

2020年から「ストーリー性のある動画(ブランデッドコンテンツ)制作・発信に関する
補助金事業」が行われており、今年度も3月から募集が始まっています。(2022年9月末日締切)

J-LOD補助金に関する詳細はこちら
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/contents/2022_jlod5_koubokaishi.html

(コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費補助金)
事務局特定非営利活動法人 映像産業振興機構
J-LOD(5)特設サイトhttps://j-lod5.jp/



●補助金を申請して、動画(ブランデッドコンテンツ)の制作を検討している。

●自社の事業に共感してもらえるような映像(ブランデッドコンテンツ)を制作したい。

●制作した動画(ブランデッドコンテンツ)を配信する方法がわからない。


などの課題をお持ちの企業に、参考になるよう解説できればと思います。


もくじ


ストーリー性のある映像(ブランデッドコンテンツ)の
 制作・発信に関する補助金の公募とは?

まずは、経済産業省のホームページで公開された情報を転載します。

1.本件の概要

令和3年度補正予算「コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費補助金(通称:J-LOD、Japan content     LOcalization and Distribution)」の執行団体(直接補助事業者)として採択された特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が、ストーリー性のある映像(ブランデッドコンテンツ)制作・発信を行う事業者(間接補助事業者)を募集しています。

2.補助金の背景と目的

映像コンテンツの視聴方法がテレビからインターネットに移行する中、企業においても、企業ブランデ ィングの観点から、顧客の共感につながるような映像による情報発信に注目が集まっています。

この補助金は、企業等の姿勢や理念に対する顧客の共感を呼ぶストーリー性のある映像(ブランデッドコンテンツ)の制作・発信を支援するものです。これにより、企業等のブランディング向上を促進するとともに、コンテンツの新たな流通市場を創出し、コンテンツ産業の裾野を広げることを目的としています。

3.公募期間

令和4年3月17日(木曜日)~令和4年9月30日(金曜日)


企業や地方公共団体等のブランディングのために、自社等の姿勢や理念に対する顧客の共感を呼ぶ
ストーリー性のある映像(ブランデッドコンテンツ)を制作する事業について、映像制作・発信、
効果検証等に必要な経費の一部を支援します。(経済産業省のHPより抜粋)


つまり、広告色を押し出さない、共感が広がるような動画(ブランデッドコンテンツ)を
制作するなら、国が補助金を出して支援しますという魅力的な施策です。

御社も、チャレンジするチャンスです。



補助金額は、1社につき最大1000万円(対象経費の2分の1)

具体的には、補助対象額2,000万円の予算で、動画(ブランデッドコンテンツ)を制作して
配信すると、最大1,000万円の補助金が受けられるという施策です。


補助金の対象になる費用は、以下の3分野に分けられます。

■映像制作に関する費用
■デジタル発信・配信に関する費用(テレビCMは除外)
■効果検証に関する費用






ストーリー性のある映像(ブランデッドコンテンツ)とは?

では、ストーリー性のある映像(ブランデッドコンテンツ)とはどのような内容を指すのでしょうか?
これについても、同省のホームページ内にある特設サイトで以下のように定義が示されています。

●映画やドラマなどのエンターテイメントコンテンツを期待する視聴者にも、
 宣伝的な意図(広告)を感じさせずに、自然な流れで受け入れられる映像であること。

●観た人がストーリーに共感し、映像の世界観とともにブランドへの関心を高めること。

●通常の企業紹介、事業やサービスの説明、セールスプロモーションといった内容の枠を越 
 えて、もともとの関係者(ステークホルダー)や潜在顧客だけでなく、初めて接点を持つ
 一般的な生活者にとっても興味関心を呼ぶ映像であること。



「ストーリー性のある映像」とは、事業者の姿勢や理念に基づいた、エンターテイメント性を
有するブランディング映像であり、視聴者の興味をかき立て、共感を呼び起こすものを想定しています。
(経済産業省のHPより抜粋)



重要なポイント

①宣伝的な意図(広告)を感じさせない映像

②楽しく、ワクワクして観られるエンタメ性がある映像

③映像の世界に入り込み、観た人が共感できる

④観た人が、映像をつくった企業や自治体の“ファン”になる



なぜ今、映像にストーリー性が必要?

国が、ストーリー性のある映像(ブランデッドコンテンツ)制作に限定して支援する理由として、
ホームページで以下のように記されています。

●宣伝的な要素の強い映像の場合、SNS全盛の現代では観た人の間でのコミュニケーションが
 成立しづらくなっている。また、一方的な価値観の押し付けを避ける人が増えてきた。

●映像にストーリー性・エンターテイメント性を持たせることで、観た人の目に留まりやすく
 興味をかき立てるような映像(ブランデッドコンテンツ)になる。

●ただし、受け手(見る側)へどう訴求するかがポイント。事実を列挙しただけでは受け手は
 説得されない。「ストーリー」を語ることで受け手の感情を動かし、共感を得ることで企業
 あるいは商品のイメージが受け入れられる。



重要なポイント

①営業的・自社紹介的な色が前面に出る映像は、敬遠されやすい。

②エンタメ性がない映像は、広く一般に観てもらえない。

③受け手の感情を動かす映像(ブランデッドコンテンツ)で、
 企業や商品イメージが受け入れられる。


私たち広告会社が、これまでクライアントに話していたような内容が、経済産業省の
ホームページでも言及されています。時代は明らかに変化しているようです。



ストーリー性のある映像(ブランデッドコンテンツ)の
制作手法とは?

ストーリー性のある映像(ブランデッドコンテンツ)の制作手法についても、特設サイトに
以下のような説明があります。アニメでもドキュメントでもジャンルは問いませんが、
4分以上の長さになる場合は、ダイジェスト版の制作を求められるようです。

●フィクションでもノンフィクションでも可能。ただし、商品やサービスを前面に出す映像は、
 セールスプロモーションになるため注意が必要。

●フィクションの場合は、脚本やコンテをもとに役者に演じてもらう必要がある。
 また、実写でもアニメでも制作は可能。

●ノンフィクションの場合、ストーリー性を意識したドキュメンタリータッチだと
 制作がしやすい。
 なお、社長メッセージだけ等の場合は、ストーリー性を打ち出すことが難しい傾向にある。



重要なポイント

①フィクション(実写・アニメ)、ノンフィクション両方可能

②商品やサービスを前面に出した映像にしない

③ドキュメンタリー映像でも打ち出し方に注意が必要



映像(ブランデッドコンテンツ)を制作する前にやるべきこと

だからといって、面白さだけを追求した動画では、再生回数が伸びたとしても
自社のブランド構築に寄与するブランデッドコンテンツとは言えません。

では、どのような内容の映像を制作すればよいか?

●自社の理念や想い(ブランドアイデンティティ)を明確化する。

●誰に届けたい映像か、映像の目的は何かを整理し、そのために最適な内容、
 発信手段と尺を検討して制作する。

●競合他社との差別化を図るための、オリジナリティのある映像になっているか確認する。



重要なポイント

①伝えたい自社の理念や想いを整理し、誰に向けた何のための
 ブランデッドコンテンツか、はっきりさせる

②「他社でも成立する」企画になっている場合、その映像は
 オリジナリティに欠けるため再考が必要


以上のように言及されていますが、
これは企業ブランディングを進める上でも基本的な要件であり、
必ず押さえておかなければいけないポイントでもあります。



広告を作る前にやるべきこと


★自社のブランドアイデンティティを文章化する

★自社のブランド理念(強み)に沿ったストーリーを作る➡ブランデッドコンテンツ

★ターゲットをはっきりとさせる


企業ブランディングの進め方について、詳しく解説された
こちらの記事も参考にしてください

【事例で解説】企業ブランディング 成果を出す5つの実践ポイント
https://online-soudan.jeki.co.jp/information/blog/branding/branding-5points/



制作した動画(ブランデッドコンテンツ)をデジタル配信するには?

制作した動画(ブランデッドコンテンツ)を想定ターゲットに観てもらうために、
どのようなコンタクトポイントを作って配信するかを検討します。
(もちろん、デジタル配信プランニングの設計もキクコトの得意分野です!)

●オウンドメディアで発信

 自社ホームページ

 公式SNS(Twitter, Instagram, Facebook, TikTok, YouTubeなど)
 ターゲットに合わせて発信)


●想定視聴者を絞り、観て欲しいターゲットに広告配信

 You tube広告、

   SNS広告


想定ターゲットに、自社のブランド理念をどう発信するかについても
こちらの記事を参照してください。

【事例で解説】企業ブランディング 成果を出す5つの実践ポイント
https://online-soudan.jeki.co.jp/information/blog/branding/branding-5points/




ブランデッドコンテンツ発信の効果測定はどうやるか?

効果測定は、大きく2つに分けて調査をします。客観的数値による定量的な測定と

数値に表れにくい、ターゲットの感想やネガティブ、ポジティブな意見などの収集です。

定量調査 動画視聴回数、動画再生回数、「いいね!」やシェアなどのエンゲージメント数
     HPへの訪問数、問い合わせ件数、応募件数、キーワード検索など数値による効果測定

定性調査 視聴者へのアンケートで、動画(ブランデッドコンテンツ)の評価を聴取
     想定ターゲット(ペルソナ)に、コンテンツを試聴してもらい感想を集める





ブランデッドコンテンツ補助金申請のおおよその流れは?

補助金の申請は、デジタル庁のサイトにあるjGrants から必要書類を添付して、応募します。

jGrants(https://www.jgrants-portal.go.jp/)とは?

デジタル庁が運営する補助金の電子申請システムです。国や自治体の補助金が
ネットでいつでも簡単に申請できます。

申請にはデジタル庁の「gBizIDプライム」アカウントの登録が必要です。
(発行にある程度の日数を要するため、事前にIDの取得をしておく必要があります)
https://gbiz-id.go.jp/app/rep/reg/apply/show



応募に当たり、必要な書類

■事業者登録書類

 登記簿謄本

 直近2期分の決算書

 会社案内などの補足資料(任意)


■添付書類

 絵コンテ(書式自由)

 企画書 (書式自由)

 収支計画書(指定フォームあり)

 実施体制図(書式自由)


■申請の申し込み先

 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)

 (VIPOは、令和2年度第3次補正予算「コンテンツグローバル需要創出促進・基盤強化事業費補助金
 (通称:J-LOD、Japan content LOcalization and Distribution)」の執行団体(直接補助事業者)
 として経済産業省より採択された団体です)


詳しい補助金公募要項は、こちらからhttps://j-lod5.jp/pdf/J-LOD%20r3(5)公募要項ver1.0.pdf





動画(ブランデッドコンテンツ)制作実績多数のキクコトが
 支援いたします。お気軽にご相談ください。



当社動画(ブランデッドコンテンツ)制作事例はこちら

★東日本旅客鉄道株式会社 「JR SKI SKI」

https://online-soudan.jeki.co.jp/works/strategy_design/jreast-03/
★株式会社菓匠三全 「宮城・仙台地域ブランド活性化」
https://online-soudan.jeki.co.jp/works/strategy_design/kashosanzen/
★東日本旅客鉄道株式会社 新潟支社 「日本酒で新潟を元気に」
https://online-soudan.jeki.co.jp/works/jr_east/jreast-niigata/
★パーソルキャリア株式会社 「dodaブランド認知」
https://online-soudan.jeki.co.jp/works/creative_design_work/doda/



キクコトでは、本補助金を申請して動画(ブランデッドコンテンツ)を制作したい企業さまに
伴走し、企画・制作・配信についてトータルでサポートさせていただきます。
(補助金の申請につきましては、企業さまから申請していただきます)


ご興味のある企業さまは、キクコトまでお気軽にご相談ください。

もっと知りたい方は…

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